2010年1月30日土曜日

Zabbix 1.8.1のリリース

先週末にZABBIX-JPでZabbix 1.8のパッケージをリリースしたと思ったらすぐに1.8.1がリリースされました。 1.8.1の大きな修正としてはアイテムの計算機能が追加されています。
Support of calculated items

Calculated items make possible creation of virtual items based on arithmetical expressions. The items are built on top of other items and use data stored in Zabbix database. See documentation for more details.

具体的な機能はまだ確認できていないので後で試してみようと思います。 

リリースノート(英語)を見てもらうと分かるのですが、1.8.1のOther Improvements(要するにバグフィックス)は165件あります。1.8のリリースのときが99件ですから、かなり多くのバグフィックスが行われてますね。

これで基本的なバグ修正が落ち着けばいいんですが。現在リリースノートの翻訳とZABBIX-JP版のRPMパッケージリリース作業を進めてます。

2010年1月20日水曜日

Zabbix 1.8のWindowsエージェントのコンパイルの問題

Zabbix 1.8のWindowsエージェントをコンパイルしようとしたところ、いろいろと壁にぶつかりました。

Zabbix 1.8のリリースファイルにeventlog.c/hが含まれていない

Zabbix SIAのリリースファイル(zabbix-1.8.tar.gz)のsrc/zabbix_agentディレクトリにはeventlog.c/hが含まれていないために以下のようなエラーが出てコンパイルが通りません。

Subversionの方には含まれているので、何らかの理由でリリース用のtar.gzファイルを作成するときに削除されてしまったようです。(なぜそんなことになってしまったのかは不明ですが)

active.c(28) : fatal error C1083: include ファイルを開けません。'eventlog.h': No such file or directory

Subversionからeventlog.c/hをダウンロードしてディレクトリに配置してコンパイルを行うと、とりあえず上記エラーは出なくなります。

afxres.hのincludeエラー

上記対応をしても今度は以下のエラーが出るようになります。

fatal error C1083: include ファイルを開けません。'afxres.h': No such file or directory

ネットを検索するとVS2008 Express Editionを使っている場合はeventlog.cを以下のように書き換えればいいよ、ということのようだけど、修正点が理解できていないのでこれが正しいのかどうかは分からないです。

75  //#include "afxres.h"  ← コメントアウト
76 #include   ← 追加

77 #defind IDC_STATIC -1  ;← 追加

ひとまず上記でコンパイルは通りました。あとでVS2008のGUI画面の方からコンパイルしたところafxres.hエラーは出なかったので、コマンドラインからコンパイルしたときにライブラリのパスが通っていなかっただけかもしれません。

zbx_read関数のリンクエラー

最終的にはこのエラーにたどり着きました。

logfiles.obj : error LNK2019: 未解決の外部シンボル _zbx_read が関数 _process_logrt で参照されました。
file.obj : error LNK2001: 外部シンボル "_zbx_read" は未解決です。
../../../bin/win32/zabbix_agentd.exe : fatal error LNK1120: 外部参照 1 が未解決です。

ただいま原因を調査中です...

2009年12月27日日曜日

Zabbix 1.8の動作に必要なパッケージ

Zabbix 1.8になって機能追加やソースの修正などで必要な関連パッケージが追加されてます。ついでなのでZabbixが要求するパッケージをまとめて解説しておきます。

Zabbixサーバ

  • fping: pingの死活監視を行うために必要。RedHat/CentOSには含まれていないので、epelZABBIX-JPからダウンロードしてインストールしてください。
  • iksemel: Jabberによるチャットの通知を行うために必要。これもRedHat/CentOSには含まれていません。
  • curl: Web監視を行うために必要。RedHat/CentOSの4系ではバージョンが古くて動作しないので、Web監視を行いたいならRedHat/CentOSの5系以上を使う必要があります。
  • net-snmp-libs: SNMP監視を行うために必要
  • unixODBC: データベース監視を行うために必要
  • libssh2: Zabbix 1.8以降で追加されたsshエージェント監視を行うために必要。1.0以上のバージョンが必要なので、いまのところepelに含まれるバージョンでも動作しません。ZABBIX-JPでパッケージを配布予定です。
Webインターフェース

  • php-gd: グラフやマップを描画するために必要
  • php-bcmath: 任意精度の数値計算を行うために必要
  • php-mbstring: マルチバイト文字列を扱うために必要
  • php-xml: Zabbix 1.8以降で追加。インポート/エクスポートのXMLファイルの処理に必要

2009年12月25日金曜日

Zabbix 1.8のユーザグループのパーミッションのバグ

Zabbix 1.8を新規でインストールする際に使用する初期インポート用のSQLに入っているユーザグループのパーミッション設定が間違ってました。「API access」と「Disabled」グループのパーミッションが入れ替わっています。



インストール後に手動で設定しなおせば良いだけなのですが、気付かないまま無効にしたいユーザをDisabledグループにした場合は意図した設定にならないので注意してください。

Zabbix SIAにもパッチ送付済みです。ZABBIX-JP配布の1.8のRPMには修正を含めてリリース予定です。


2009年12月24日木曜日

Zabbixのセキュリティ情報

Zabbixのセキュリティ情報が5件出てます。
2.のコマンド実行のセキュリティの問題は1.8で修正されていて、それ以外はすべて1.6.8までに修正されています。Zabbix SIAのバグトラッキングツールでは2.の問題も1.6系で修正するよ、とAlexeiからコメントがありました。
1.6.8がリリースされて以降もSubversionの1.6のbrunchにはいくつかのコミットが行われているので、もしかすると1.6.9のリリースがありそうな雰囲気です。