2007年12月26日水曜日

解決! Hinemosクライアントでログイン失敗

Hinemosクライアントのログインが失敗する問題の原因は/etc/hostsの設定だったようです。ここで自ホスト名とIPアドレスの組み合わせが間違っていると、どうやらLDAPに接続できなくてログインが失敗してしまうようでした。

VMware上のLinuxにインストールをしていたために、違うマシンで起動した際にIPアドレスが変わっていたのですが、この設定を変更しなければいけないことに気づきませんでした。

これで一見落着。とりあえず評価も進めることができました。

Hinemosマネージャは自身のインストーラでPostgreSQL、LDAP、JBossなどをまとめてインストールしてしまうのですから、各ソフトウェアの通信はデフォルトでローカルインターフェースを使った方がセキュリティ的にも良いような気はするのですが、マニュアルでは実IPのインターフェースを使うように指定されていますね。

2007年12月12日水曜日

Hinemosクライアントのログイン失敗

記事の執筆でHinemosの評価を行っているのですが、Hinemosクライアントからマネージャに接続しようとすると「ログインに失敗しました」と表示され、何度やってもログインできません。全くログインできないのなら分かるのですが、マネージャやOSを再起動したりすると、たまにログインできる時があるのが不可解です。

netstatコマンドで見るとポートへの接続は行っているようなのですが、マネージャのログ(/opt/hinemos/var/log以下のファイル群)を見てもそれらしいログは出ておらず、解決の糸口も見つかりません。どこか違うところにログが出ているのでしょうか。

マネージャー&クライアントはもう少し詳細なエラーを出して欲しいですね。評価以前に毎回ログインと格闘するハメになり、なかなか記事が書けません...

2007年12月4日火曜日

TimeMachineのバックアップ取得間隔を変更する

Leopardの目玉新機能であるTimeMachine。意識をせずに自動で世代バックアップを取ってくれるため便利に利用しています。とはいえバックアップ間隔が1時間に固定されているのはいくら何でもやり過ぎだろうということで、どうにか設定を変更できないか試してみました。

まず候補としてあがったのはTimeMachineSchedulerというソフト。

  • GUIで設定
  • バックアップ間隔を1~12時間で設定可能
  • 今すぐバックアップ機能を搭載

となかなかツボをついたソフトなのですが、ダウンロードしてReadmeファイルを読んでみると以下のことが書いてありました。

  • Leopard標準のスケジュールデーモンlaunchdを停止。独自のlaunchdを稼働させる
  • バックアップ実行中はすべての操作が不可能

何やらシステム自体を変えてしまいうようで危険な香りがします。バックアップ中は操作できないと書かれているのも気になるので、他に方法はないのかと探してみたところ、以下の方法でバックアップ間隔を指定できるようです。

sudo vi /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.backupd-auto.plist

を実行して、以下の行を変更します。(単位は秒)

<integer>3600</integer>

私の場合は3時間に1回程度のバックアップで十分なので、この数字を10800に変更してシステムを再起動したところ、見事に設定変更されていました。

2007年11月29日木曜日

「グーグルのサーバ数は日本の年間サーバ出荷台数より多い」--

「グーグルのサーバ数は日本の年間サーバ出荷台数より多い」 - ZDNet Japan

Googleと比べるのが間違っているのかもしれませんが、こういうニュースを見ると世界(主にアメリカでしょうけど)に比べて日本がIT後進国ということがよく分かる気がします。

ガートナーの試算によるとGoogleの運用しているサーバの台数が100万台を超えているだろうとし、「日本で年間に出荷されるサーバの台数は約60万台。Googleではそれを大きく上回る数のサーバを運用し、膨大なコア数のプロセッサ能力を仮想化技術で管理している」

100万台ってすごいですね。もはや1台1台を意識して管理してられない数字です。それだけあると、1日に壊れるハードディスクの数もものすごいんだろうなぁと想像してみたり。

論理的には仮想化で対応できるのでしょうけど、物理的にはどのように管理しているのでしょうね。

Leopard + Parallelsで仮想マシン起動時にメモリエラー

LeopardのParallels Desktop 3.0 (Build 5160)で、たまに仮想マシンを起動するときに以下の エラーが出て起動できないときがあります。

Unable to allocate memory for monitor PE!

何度か起動ボタンを押しているとそのうちカーネルパニックを起こしたりするのでやっかいなのですが、Macを再起動すると問題なく起動できたりします。

以下のParallelsのサポートフォーラムでも同じ問題が報告されているようなので、同じ現象で困っている人が多いということでしょうか。

Leopardの仮想マシンは物理メモリ上に1つの大きな領域を確保しようとするので、MacOSのメモリが断片化しているとメモリを割り当てられないようです。解決策としては以下の方法を試すように書かれています。

  1. MACをリブートする
  2. Parallels Desktop→Preferencesのメモリサイズを手動で増やす
  3. virtual memory preallocationを有効にする
  4. 仮想マシンに割り当てるメモリサイズを減らす
  5. こちらに従ってParallels Desktopを再インストールする

根本的な対応はLeopard対応バージョン待ちですね。

2007年11月20日火曜日

Mac OS X Leopardのアップデータ適用でsyslogdが暴走

先日出たMac OS X Loopardアップデータを適用したところ、CPUが常に100%の状態になってしまいました。ターミナルからpsコマンドを実行すると、syslogdのCPU使用率が99%になっています。下記のサイトを参考に、システムの言語を英語にしたところCPU使用率も通常に戻りました。

最初はアップデータを適用したことが原因かと思っていたのですが、どうもMail.appの日本語対応が微妙なようですね。

確かに、日本語環境ではメール受信時に処理が止まったようになっていたのが、英語環境にしてからその現象は起こらなくなりました。せっかくLeopardになってMail.appを使い始めたので少し残念です。今後のアップデートに期待したいところです。

システムの言語を英語にしてみたところ、メニューが英語になっただけで単位の表示やことえりの動作に影響はないようです。設定なども英語になってしまうため多少読むのに苦労しますが、使えないことはないのでしばらくは英語環境で使ってみようと思います。

英語環境にしてから、多少動作が軽くなったような...気のせいでしょうか?

2007年11月15日木曜日

Sun と Dell が『Solaris』の OEM 契約で提携

Sun と Dell が『Solaris』の OEM 契約で提携

Dellが正式にSolarisをサポートするそうです。

最近、「Solaris10がかなり良い」という話を聞きました。エンタープライズレベル実績があり、仮想化/クラスタ/セキュリティなどの機能も標準で入っていて、各種ツールもこなれている。そしてサポートも安いようです。

サン、Solaris10のサポート料金をレッドハットの約半額に設定

これまでLinuxの市場は各種Unixから移行してくるユーザで拡大している部分もあったようですが、少なくともSolarisからLinuxへの移行にはブレーキがかかってきそうな気がしています。

最近はMac OS X(BSD系)の人気も出てきていますし、今後の*nix系業界はSolaris、Mac OS X、RedHat/Ubuntuあたりに収斂されていくんじゃないか?と予想しています。

10月のOS販売は「Leopard」効果で2倍増、Macはデスクトップのシェアも2ケタ台 に

10月のOS販売は「Leopard」効果で2倍増、Macはデスクトップのシェアも2ケタ台に

Mac OS 10.5 Leopard、売れてるみたいですね。かくいう私も発売日に購入してしまいました。

細かいレビューは各メディアを参照していただくとして、使ってみた感想としては、いろいろなところで言われている通り、Tigerと比べてもかなりよくなっています。個人的にも迷わずオススメできるOSだと思います。

これまでいろいろなハードとOSを使ってきましたが、今はMacBook+Leopardでかなり満足しています。これ1台さえあれば、大抵のことはこなせるところが良いですね。重いところが難点ですが。

2007年11月14日水曜日

スラッシュドット ジャパン | Macworld Expoで軽量ノートMac発表との噂

スラッシュドット ジャパン | Macworld Expoで軽量ノートMac発表との噂

薄くて軽くなるのならば期待したいところですが、光学ドライブがなくなってしまうと「とりあえず本体だけ持ってけばOK」というメリットがなくなってしまいますね。

私としては、サイズは別に今のMacBookで良くて、問題なのは重さです。MacBookの2.35Kgは持ち運ぶには結構ツライ重さです。つい先日ヨドバシカメラでVAIO TypeG(1.1Kg)を持ち上げてみたところかなり軽くて驚きました。サイズ的にはそれほど変わらないのですから、Appleも軽量化に力を入れて欲しいですね。

2007年11月13日火曜日

Mac OS Xのホスト名を固定にする

Mac OS Xのデフォルトの設定では、DHCPサーバから配られたホスト名を使用するようになっています。

それ自体に問題はないのですが、Time Machineでは、マシンとバックアップファイルの識別をホスト名で行っているらしく、ホスト名が変わると違うバックアップファイルとして認識されてしまうようです。

/etc/hostconfigに以下のような設定を行うことでホスト名を固定化することができ、Time Machineも正常に動作しました。

HOSTNAME=mac.myhome.com

2007年11月12日月曜日

kunishi's blog: MacOS XのGoogle DesktopでThunderbirdのメールを検索する

kunishi's blog: MacOS XのGoogle DesktopでThunderbirdのメールを検索する

ThunderbirdのメールをSpotlightから検索できれば便利!と思い設定したのですが、うまく動きませんでした。Leopardでは動作しないのかもしれません。

ただ、Spotlightの利用に関わらず、詳細設定でmail.spotlight.enableをtrueにすることで、メールの保存形式がMbox(1メールボックス1ファイル)からMaildir形式(1メール1ファイル)になるのはメールボックスが壊れにくくて良さそうです。

findとxargsで空白を含むファイルを処理する方法

FATでフォーマットしてある外付けディスクからMac OS Xにファイルをコピーすると、パーミッションが777になってしまい気持ちが悪いことになります。

ターミナルからファイル名に空白を含むファイルをfindとxargsで処理しようとしても、ファイル名に空白があるため以下のようなエラーが出てうまく処理できません。

xargs: unterminated quote

以下のようにするのが正解らしいです。

find -type f -print0 |xargs -0 chmod 644

2007年11月7日水曜日

デスクトップにウィジェットを常駐させる

Terminalから以下のコマンドを実行することでDashboardのウィジェットをデスクトップに表示できるようです。

有効

$ defaults write com.apple.dashboard devmode YES
$ killall Dock

無効

$ defaults delete com.apple.dashboard devmode
$ killall Dock

これで、Dashboard上でウィジェットをドラッグしながらF12キーを押すことで、ウィジェットをデスクトップに持ってくることができます。

話題のWebアプリ実行環境「Prism」、Mac版とLinux版が登場

話題のWebアプリ実行環境「Prism」、Mac版とLinux版が登場

普段、GmailとGoogle Readerは常に表示していて、たまに間違ってタブを消してしまっては再度開く、ということを繰り返しているので、ブラウザとは異なる専用のクライアントのように扱えると良いかも、と思い試しに使ってみたのですが、

  • フォントやフォントサイズを設定できない
  • 2つ以上同時に開けない(GmailとGoogleReaerの画面を2つ同時には起動できない)

のがちょっと残念ですね。今後に期待してます。

2007年11月6日火曜日

スラッシュドット ジャパン | Firefoxベースのいまどきブラウザflock 1.0リリ ース

スラッシュドット ジャパン | Firefoxベースのいまどきブラウザflock 1.0リリース

以前から気になっていたFlockのメジャーバージョンがリリースされたようです。早速使ってみました。

結論としては、以下の理由から今のところ私にとっては細かいところで使い勝手が悪悪かったため、Firefoxから乗り換えとまでは行かなさそうです。

  • Google Browser Syncが利用できない。(インストールはできるが、初回接続時にエラーで接続できない)
  • Flickrは使っていない。(Picasaに対応してくれたら考えるかも...)
  • Bloggerに投稿はできるが、過去の記事やタグのリストアップに対応していない

とはいえ、上記の点さえ満たせればかなり使い勝手は良いように思います。もともとがFirefoxベースなのでFirefoxのアドオンがほぼそのまま動作しましたし、FirefoxにブログエディタやFlickrアップローダなどを追加するよりも動作が軽いように感じました。使う人を選びますが、今搭載されている機能が合う人には良い選択肢だと思います。

ちなみに、以下のFirefox用アドオンをインストールしてみました。簡単な動作確認しかしていませんが、参考までに記載しておきます。

  • CSS Viewer
  • XUL/Migemo
  • Google Toolbar for Firefox

まだバージョン1.0なので、今後どうなっていくかが楽しみです。

2007年11月5日月曜日

Gmail 2.0?

今日の朝にGmailを開いてみたところ、動作が早くなっている気がします。ロゴもこれまでと同じですし、見た目が変わっているわけではないのですが、もしかすると噂のGmail2.0でしょうか。

変わっているところといえば、右上のメニューに「Old Version」という文字列があります。前はなかったと思うんだけどなぁ〜と思いつつ、ハッキリとは覚えていません。ですが、リンクをクリックすると動作が遅くなるので、やはりGmail2.0だと思われます。

あと、Gmailの画面を開いたときの「Loading...」の文字が少し変わっていますね。こちらはタイミングが難しくてスナップショットを撮れませんでした。

2007年11月2日金曜日

Yahoo! JAPANの新トップページ

Yahoo!JAPANの新しいトップページが体験できるようになっていたので使ってみました。

Yahoo! JAPANトップページの右側中程にある「体験できます!Yahoo!JAPAN新トップページ」のリンクから設定することができます。

デザインが今風に変わって、全体的ポップな感じになっています。私が良く使う辞書と翻訳へのリンクがトップページから消えてしまったのは残念です。

幅が従来よりも広くなって950pxになっているので、横スクロールを出さないようにするためには1024x768(XGA)以上の解像度のモニタが必要です。最近はモニタの解像度も上がっているので、800x600(SVGA)以下のモニタの利用者がかなり減っているということなのでしょうね。

2007年10月30日火曜日

Samba+LDAPの設定でハマる

Samba+LDAPの設定でハマること数時間... 以下のようなエラーでsmbdが起動できない状況でした。

[2007/10/30 16:51:23, 0] smbd/server.c:main(960)
ERROR: failed to setup guest info.

設定が間違っているんじゃないかとか、不要なダブルクォーテションが入っているんじゃないかとか延々と悩んだのですが、authconfig-tuiを実行してpamとLDAPの連携を設定すれば動作しました。Sambaってローカルのアカウントも見てるんですね...。

GmailでIMAPが利用できるようになっていました

先週の土曜くらいからだったと思いますが、利用できるようになっていました。早速ThunderbirdとX01HTからアクセスしてみました。ラベルがフォルダに見えるようになっています。

私の場合、Thunderbirdを起動するような時はだいたいオンラインなのであまり意味はありませんが、X01HTからアクセスできるのは良いですね。オンラインのときにメッセージをダウンロード→オフラインで閲覧→オンラインでサーバと同期、という感じで使うことができます。

日本語圏だけUbuntu話題にならず − @IT

日本語圏だけUbuntu話題にならず − @IT

個人的には日本でUbuntuが流行らないということ自体がどうにも理解できないです。Ubuntuの出来の良さ(特にデスクトップ環境)は目を見張るものがありますし、Dellに採用されるなど話題性も事欠かないはずなんですけどね。

RedHat/Fedoraが悪いOSだというわけではなく、日本ではRedHatとその派生であるFedoraが王道で、とりあえずRedHat系を使っておけば大丈夫という意識が強いように思います。どうもここ数年、世界に比べて日本のLinux業界(強いてはオープンソース業界/IT業界全体にも当てはまるかもしれません)は歩みが遅いような気がしてなりません。どんどん世界に置いていかれている感覚があります。

色々なニュースから察するに、RedHat自身も最大のライバルはSUSEやCentOSではなく、Ubuntuだと考えているんじゃないでしょうか。Ubuntuの登場と成功とともにRedHatの1強時代が終わるんじゃないかという感覚がありましたし、Ubuntuはフリーのディストリビューションなので、商用ディストリビューション業界にも大きな変動が起こるのではないかという気がしています。

2007年10月25日木曜日

GmailがIMAPアクセスに対応 - 容量は4.3GBを突破

GmailがIMAPアクセスに対応 - 容量は4.3GBを突破 マイコミジャーナル

私のアカウントではまだIMAPは利用できないようですが、容量は約4.3G(4370MB)になっていました。最初は1Gで始まったサービスもついに4Gオーバーですか。今のところ私には使い切れそうにないです。

Picasaの容量とマージしてくれると便利なんだけどなぁ...

2007年10月18日木曜日

アップル、Mac OS X Leopardを10月26日に出荷:ニュース - CNET Japan

アップル、Mac OS X Leopardを10月26日に出荷:ニュース - CNET Japan

ついにLeopard発売ですね。Amazonでも予約を開始していたのでポチっとやってしまいました。

MacOS X v10.5 Leopard
MacOS X v10.5 Leopard
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5 PowerPCユーザーは必須なのでは
5 使いやすさ、利便性が増したOSX
5 Mac OS X v10.5 Leopard

今使っているMacBookもだいぶんと動作が遅く(一部あやしく)なってきているので、OSからクリーンインストールしなおす良い機会かもしれません。

2007年10月12日金曜日

Moleskine Pocket Weekly Notebook 2008を購入

Moleskine Pocket Weekly Notebook 2008 (12 months) (Kalender)

Modo & Modo (2007/07)
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Amazonにて2008年度の手帳としてMoleskine Pocket Weekly Notebook 2008を購入しました。今年もMoleskineを使っているのですが、同じMoleskineでもラージサイズのDiary(見開き2日)タイプを使用しています。

ラージサイズのDiaryはノート代わりにも使えて便利なのですが、見開き2日なので一覧性が悪く、大きくて重いので持ち運びが苦痛になってしまったため、来年はポケットサイズの見開き1週間タイプを使ってみようと思います。

探していた見開き1週間で片側がノートになっているタイプのものは「ハードカバーの赤」と「ソフトカバーの黒」のみのラインナップで、なぜか「ハードカバーの黒」がありません。手にもって書くときはハードカバーが便利なのですが、赤はちょっと...ということで、ソフトカバーの黒にしました。来年はぜひハードカバーの黒も出して欲しいです。

Bloggerに移転しました

どこに移転しようか迷いましたが、やはりGoogleかなぁと。Gmail、GoogleReader、PicasaなどなどGoogleにはかなりお世話になってます。

旧ブログもドメインが切れる11/20まではアクセスできます。

# それまでにコンテンツを移行しなきゃ...

2007年10月11日木曜日

久しぶりの投稿&ブログ移転します

5月頃から仕事だけでなくプライベートも忙しくなってしまい、かなりブログを放置してしまいました。もう閉じてしまおうかとも考えていたのですが、せっかく始めたブログなので気が向いたら更新するぐらいの気軽な感じで続けていこうと思います。

さて、気づけばこのサイトのドメイン更新時期が近づいてしまいました。当初は他にもコンテンツを作成するつもりでこのドメインを取ったのですが、そんな時間も取れそうにないのでドメインは廃止してブログを移転しようと思います。

新しいブログはこちら。古いコンテンツは少しずつ移行していく予定です。

2007年10月6日土曜日

土浦花火大会

土浦花火大会に行ってきました。

18:30開始だったのですが、土浦に到着したのが17:15分頃。すでに駅周辺は混み始めていました。会場付近まで有料シャトルバスが出ていたものの、すでにかなりの行列ができていたため歩いて会場へ。ところが会場へ向かう河川敷も屋台と人でごった返していたので、結局遠くから花火を見ることになりました。

花火はコンテストも兼ねているそうで、東京近辺では見ることのできない大きな花火や、新作のキャラクターもの(?)の花火を見ることができました。

その他の写真はこちらから。

来年はもっと近くで見られるといいなぁ。

2007年4月23日月曜日

MacBook/黒 USキーボードを予約

Apple MacBook (Core2Duo 2.0GHz 13.3インチワイド液晶 1GB 120GB SuperDriveDL)[MA701J/A]
アップルコンピュータ (2006/11/09) 売り上げランキング: 3857
おすすめ度の平均: 4.0
4 メモリ2GBで使用した場合

IntelMacになってからずーーっとMacBookが気になっていました。WindowsVistaも悪くはないのですが、UNIXの各種ツールが充実していることが魅力的ですし、何よりParallelsやegword Unversalなどのツールの評価を見ていると羨ましい限りでした。

なぜこのタイミングかというと、

  • Leopardのリリースが10月に延期された
  • Leopardはネイティブ64ビットなので、発売当初は対応していないアプリがありそう
  • 6月のWWDCまでに、CPUやチップセットの大幅な世代交代はなさそうなので、あまり大きなサプライズはなさそう
といった点から、待ってもあまり利点がなさそうなので思い切って購入に踏み切りました。 最初は購入する予定で秋葉原Sofmap MacCollectionに行ったのですが、BTOモデルのMacBook/黒 USキーボードは在庫がなく予約となりました。早ければ今週末、遅くとも5月第1週には届くそうです。すぐに必要なわけでもないのでおとなしく待っておくことにします。 ついでに自宅のルータの買い替えも考えていたので、AirMac Extreme BaseStationも同時に購入。
  • MacBook/黒 本体: 179,800円
  • MacBook Sofmap5年保障: 10,000円
  • AirMac Extreme BaseStation: 21,800円
  • AirMac Extreme BaseStation Sofmap5年保障: 2,000円
で合計213,600円にポイント3%還元(カード払い)でした。分かってはいますが最近のノートPCとしては高めですよね。手元に届いたら色々と周辺機器やソフトが欲しくなるんだろうなぁ。最近ちょっと浪費気味です。

2007年4月21日土曜日

1ヶ月のRSS閲覧記事数

RSSの閲覧にはGoogleReaderを使っています。GoogleReaderではtrendという機能で過去に読んだ記事の傾向を見ることができるのですが、最近、1ヶ月の閲覧記事数が10000を超えるようになってきました。

さすがに読みきれなくなってきました。Yahoo Pipesなどのサービスを使えばある程度はフィルタリングできるのでしょうけど、フィルタする文字列が決まっていないと使えません。そろそろ有用な記事を発信する確立が低いサイトはRSS購読から外す必要があるのかもしれません。

2007年3月25日日曜日

ZABBIXの第1回連載が終了

何とか書き終えました。4~5回の連載だった予定が結局7回になりました。だいたい2週間に1回のペースで記事を書いていたのですが、初めての執筆だったこともあり、ネタを1から起こしていたので思ったより大変でした。

どうなることやらと書き始めた記事でしたが、意外とアクセスがあったようです。近頃は色々なところで話題にのぼるため、監視・管理ツール自体がちょっとしたブームになっているのかもしれません。

タイトルに「第1回」と書いているとおり、第2回の連載も執筆予定です。ThinkITの編集者の方と話して、今度はZABBIXを含めたオープンソースの監視ツールの比較記事を書くことになりました。オープンソース限定ということで、nagios、BigBrother、Hinemos、 Cactiと、あと1つ何にしようか...と考えているところです。

次の連載は4月末~5月初めに第1回の記事が公開される予定です。

2007年3月15日木曜日

汎用Linux不要論

Red Hat Enterprise Linux 5のリリースを機に再燃する「汎用OS不要論」――Linuxディストリビューションの肥大化に批判の声という記事。

サーバー用OSであるにも関わらずインストールに1GB~2GBのディスクを要求されることもめずらしくなくなってきました。個人的にも、このところ肥大化の一途をたどるLinuxには違和感を覚えます。特にRedHat系Linuxは最小構成にしてもなお不要なものがインストールされてしまうため、私の場合はそれに嫌気がさして最小構成がシンプルなDebian系を使い始めたという経緯もあります。

本来、サーバー用途に使うときは不必要なものはインストールしないことがセキュリティの第一歩のはずですし、その方が動作も軽くなります。一昔前 (といっても4、5年前)は「動作が軽い」ことがLinuxの特徴だったはずなのですが、最近ではWindowsの方がよっぽど軽いのではと思うことがよくあります。

汎用にしておくことで、様々な用途に対応できるメリットもあるでしょうが、たとえばApacheを動かしたいだけなら、Apacheのバイナリ+カーネル+ドライバの構成でも100M以下で収まるはずです。インストーラを工夫するなりすれば、より利用するシステムに最適な構成を作ることは不可能ではないように思います。

アプライアンスと汎用OSの中間のような、可能な限り最小構成でシンプルなLinuxを作ってみても良いかもしれない、とここ2年ほど考えていたりします。すでに1FD Linuxのようなディストリビューションは多数存在しているわけで、それをどのようにして多様な環境に対応できるようにするか、というところが鍵でしょうね。

それにしても、最近はRedHatの批判をよく耳にします。これまでLinuxを牽引してきたRedHatですが、少しずつユーザーが離れているのではないかと感じています。今は独占といえるぐらいシェアを持っていますが、Ubuntuなど後発の人気ディストリビューションが出てきたこともあり、 Linuxディストリビューションの勢力図にも変化が出てきそうな気がしています。

2007年3月10日土曜日

若者はなぜ3年で辞めるのか?

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来
城 繁幸 光文社 (2006/09/15) 売り上げランキング: 996
おすすめ度の平均: 4.0
5 よく見てみ、もうレールなんてないよ 5 若者の言いたいことを代弁してくれた! 1 こんな本を出すな。怒りを覚えた

読みました。読んだのはずいぶん前になりますが、著者である城繁幸さんのインタビューを見て思い出しました。

3年で辞める若者に対してどのような対策を取るべきか、というような内容の話かと思って買ったところ、読んでみると旧来の体制から変われない日本社会への批判でした。(買ったときはあまりサブタイトルを見てませんでした)。

まず絶妙だなと思ったのがタイトルのつけ方。たとえば「年功序列が日本社会を崩壊させる」なんてタイトルをつけていたら、同じようなタイトルの他の書籍に埋もれていたかもしれませんし、旧来の体制を守る側のマネジメント層には買ってもらえなかったかもしれません。タイトル1つでもイメージが変わるものですね。

私自身も、最初に入社した会社を3年経たずに辞めた口です。今の日本社会に感じる閉塞感は企業や個人によって様々あるのでしょうが、結局のところ、インタビューの中のこの一言に尽きると思います。

成果主義と言いながら、成果主義が導入される以前に昇格した社員が、再度、成果主義によって評価され、それによって適正に降格するということがない。つまり、上がったもん勝ちの世界。その状況下で人件費を抑えようと思ったら、これはもう若手の昇給を抑えるしかないんです。

その結果、上司は何かと言い訳をして自分のイスを守り、部下は何かとダメ出しをされ評価されないという構図が生まれがちになるのではないかと思います。もちろん、自分のイスを守るような上司ばかりではないですが、企業自体にそういう雰囲気を感じることが多いように思います。

特に、段階の世代と呼ばれる30代中~後半の人数が非常に多いため、このまま10年、15年変わらなければ今の20代はどうなるのか。何も考えずにその中に浸かっていたら、気づいたときにはもう遅いかもしれません。

日本という大きな視点で見ると、おそらく変われない企業は淘汰されていくことになると思います。個人という小さな視点で見ると、これからの時代、自分の力を発揮できる場所を自分で見つけて行かなければ、損をするだけで終わってしまうと改めて思った一冊でした。

2007年2月20日火曜日

Windows Vistaを購入

Windows Vista Home Premium 32bit (DSP版)を購入しました。価格は13,000円ほど。購入してからすでに2週間ほどたちます。

  • 新しいメイリオフォントが読みやすい
  • 3Dのウィンドウ切替えが視覚的にもわかりやすく、思ったよりも見やすい
  • Ctrl+TABや3Dのウィンドウ切替の一覧に「デスクトップを表示」が加えられているのが使いやすい

細かい点ばかりですが、ユーザビリティが向上しているところは評価できると思っています。

VistaはXPの正常進化といった印象です。あまり大幅な機能拡張が行われていないため、使う人によってはXPのままでも十分という評価が下されてしまうのでしょう。私はフォントが身やすくなっただけでも買う価値があったと思っています。

ドライバやソフトウェアの対応を心配していたのですが、Firefox、Thunderbird、SkypeやAdobeReader、 Google系ツールなど主だったものからちょっとしたツールまで、ほとんど問題なく動作しています。唯一対応していなかったのはVMwareServe でした。ちょうどVirtualPC 2007正式版が発表されたようなので、使ってみようかと思っていることろです。

2007年2月3日土曜日

Open Tech Press: インターネット接続の高速化と安全化をもたらすOpenDNS

Open Tech Press: インターネット接続の高速化と安全化をもたらすOpenDNS

DNSを使って色々な付加価値を提供するサービスのようです。

2006年7月に立ち上げられたOpenDNSは、こうした本来のDNS 機能に加えて、フィッシングサイトのブロックおよびURLの入力ミスを自動修正するというフリーのサービスも提供している。その他、OpenDNSで用いられているトラフィックのルーティングおよび負荷分散の最適化テクノロジは、Webページ転送の高速化という恩恵をもたらしてくれるのだ。

フィッシングのブロックとURLの自動修正は便利そうですね。トラフィックのルーティングや負荷分散というのはどうやっているんでしょう?DNSなので単に名前解決しかできないと思っていたのですが、何か手法があるんでしょうか。

OpenDNSを用いるメリットとしては、利便性の向上を挙げることもできる。正しくは「.com」と入力すべきところで「.cm」や「.cmo」と打ち間違えてしまうのは誰しも行いがちな行為だが、OpenDNSではそうしたタイプミスを自動的に補正した上で、ユーザが意図していたであろうサイトに誘導してくれるのだ。そして補正結果のサイトが実在しなかった場合は、該当候補の検索結果を一覧したページが広告付きで表示される。

この記事のタイトルを見たときに、どこで収益を上げているのかという点が気になっていました。そういうことなんですね。タイプミスだけでなくフィッシングでも同じような処理をしているのでしょうが、それだけで運営ができてしまところに驚きです。

OpenDNSを導入する際の設定作業は、特定のソフトウェアをダウンロードする必要もなく、非常に簡単に行える。必要な操作は、各自の環境におけるデフォルトDNSネームサーバをOpenDNSのものに変更し直すことだけである。DNSネームサーバの設定法が分かっている場合は、既存の設定値を OpenDNSのアドレスである208.67.222.222および208.67.220.220に変更すればいい。

DNSの設定を変更するだけ、というのは手軽ですね。試してみたところ確かにURLの入力ミスが補正されています。

  • http://www.yahoo.om => http://www.yahoo.com
  • http://www.googlr.com => http://www.google.com
残念ながら、日本のドメインにはあまり有効ではないようです。
  • http://www.yahoo.c.jp => ×
  • http://www.googlr.co.jp => ×

速度は体感できるほどの差はないように感じました。というよりも変更前の速度が速いため、改善されていても体感できるほどの差にならないというのが正解でしょうか。

サーバーの運用を行っていると、一度立ち上げたら放置しがちなDNSサーバーですが、本気でやればここまでできるんですね。フィッシングサイト回避の機能があるだけでも便利なので、このままもう少し使ってみようと思います。

ところで、URLをわざと間違えて入力していたら面白いことを発見しました。

  • http://www.gppgle.com => http://www.gppgle.com/

これでもgoogleが表示されます。whoisで調べた限りではgoogleが正式に取得しているようです。フィッシングサイトかと思ってびっくりしました。