2011年12月26日月曜日

ラトビアのクリスマス

今日はクリスマスです。もちろんラトビアでもクリスマスをお祝いします。私たちは特に予定という予定もなかったので何かイベントがないかと市内に来てみました。

ここのところラトビアはずっと曇りの天気が続いていたのですが、クリスマスは久しぶりによい天気になりました。イブの夜には雪が降っていたものの、天気がよくなって昼には雪はほとんど残っていません。気温は低いので所々残った雪や水たまりが凍っている状態でした。

これは市内にあるロシア正教会のとなりの公園です。小さなお店がいくつか出ていました。

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独立記念碑の近くにあるLaima(ラトビアで有名なお菓子メーカー)の時計もクリスマス仕様になっていました。

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リーガ大聖堂前の広場ではクリスマスマーケットが開催されていました。このマーケットがクリスマスのイベントとしては有名なもののようです。

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マーケットの真ん中には大きなクリスマスツリー。

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クリスマスツリーの横にはサンタクロースもいました。

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これは子供用のメリーゴーランド。木製のメリーゴーランドをおじさんが手で回してました。

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市庁舎前広場にも大きなクリスマスツリーが飾られていて、自由に飾り付けができるようになっていました。リガはクリスマスツリーを世界で最初に飾り付けた場所だという説もあるそうですが、他の地域でも昔から飾り付けていたという反論もあり本当かどうか分かりません。

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少し町中をウロウロして、暗くなってから夜の市街地も散策してみました。町中には至るところで電飾が飾られていました。

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市庁舎もクリスマス仕様。

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昼間にも来た市庁舎前広場の様子です。

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今年のクリスマスは土日だったので、イブ前日の23日に会社でもクリスマスをお祝いしました。こちらは会社のキッチンの様子。

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何かお祝い事があると、会社ではいつもこのキッチンに集まってお茶やビール、シャンパンなどを飲みます。クリスマスのときはクッキーを食べつつお茶を飲んでいました。そのときの写真がZabbixニュースレターにも載っています。

このときに配られたのが下の金属製の動物の形をしたもの。このときに知ったのですが、ラトビアにも日本と同じ干支があります。中国発祥の干支はロシア経由で東ヨーロッパにも伝わっているんだそうです。12種類のキャラクターから選べるようになっていたので、来年の干支の辰(ドラゴン)を選んでみました。

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同僚がフォーチューンクッキーみたいなものだと、歯で噛んで開けると紙が入ってるんだと言うので最初は冗談かと思っていたのですが、みんなフォークやペンチを持ち出して本当にこじ開け始めたので、私も開けてみると…

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本当に入ってた!

ラトビア語なので読めないですが、Google翻訳で翻訳してみると"person starts to live only when he has exceeded himself"ということらしいです。

後で聞いたところによると、ラトビアにはロシアや旧ソ連時代の影響でクリスマスが3回あるんだそうです。12月25日がキリスト教のクリスマス、1月1日がソ連時代に宗教が排除されたために新年と合体したクリスマス、1月7日がロシア正教のクリスマスだとか。12月25から1月7日までずっとお祝いムードなんですね。

2011年12月5日月曜日

Zabbix SIAのパートナーシッププログラム

今ラトビアにいるためにあまり日本のユーザさんと話す機会もないため、このブログでZabbixパートナーシップについて説明しておこうと思います。本来ならZabbix SIAのサイトできちんと解説すべきなんでしょうけど、サイトは各国語の対応やらで修正するとなると大変なので、おいおい対応していくことにします。

Zabbixパートナーシップの詳細な権利や価格についてはZabbix SIAのサイトを参照してください。ここでは細かい話は置いておいて、パートナーシッププログラムとは何か、参加するとどういうメリットがあるか、についてざっくり説明しようと思います。

パートナーシップの種類

パートナーシップは大きく2種類があります。

  • リセラー: Zabbix SIAのサポート、およびその他のサービス(トレーニング、コンサルティングなど)を再販できるパートナー
  • 認定パートナー: リセラーの権利に加えて、Zabbixサポートの1次サポートを行うことができるパートナー

加えて、認定パートナーは独自にカスタマイズを加えたZabbixソフトウェアの提供や、独自のサポートメニュー(例としてはZabbix + その他のソフトウェアを組み合わせたサポートパックなど)を提供することも可能です。

サポートの流れとしては、リセラーが再販したサポートはZabbix SIAがエンドユーザのサポートを直接実施します。認定パートナーの場合はZabbix SIAが認定パートナーのサポートを行い、エンドユーザの問い合わせ先は認定パートナーという形になります。

パートナーシップのメリット

Zabbix SIAのサイトにもいろいろと細かいことは書かれていますが、技術的な点では、

  • Zabbix SIAにダイレクトに技術問い合わせ、バグ修正依頼、機能改善/追加要望ができる。
  • バグ報告や機能改善/追加要望で修正されたコードは必ずメインツリーに取り込まれる。細かな修正パッチを抱え込む(フォークする)ことによる管理の手間や、バージョンアップごとの追随遅れを減らすことができます。

あたりが大きなメリットになると思います。当然ですがZabbixのソース管理はZabbix SIAが行っているので、技術的に最も詳しいですし、今後の計画を考慮に含めた修正の相談が可能です。

営業やマーケティングのメリットとしては、

などがあると思います。

また、私がZabbix SIAで働いていますので、

  • 日本語による営業/技術サポートに対応しています

9月に日本向けパートナーシップの開始のプレスを出しましたが、これまでの英語版のパートナーシップは英語の対応のみ、日本語のパートナーシップは日本語対応が可能、という点が一番大きな違いです。

パートナーの技術サポートについて

技術サポートについては以下の方法で問い合わせが可能です。

  • Webベースの問い合わせ管理ツール
  • メール
  • 電話

3つあるのですが、ほとんどの場合はWebベースの問い合わせ管理ツールを利用してもらうことになります。コミュニティサポートでも利用しているZabbixサポートシステム内のプライベートアカウントからチケットを発行できます。

プライベートアカウントから登録されたチケットはコミュニティのものより優先して対応するようになっていますし、ソース管理のsubversionの修正履歴と連動しているので修正状況や修正箇所も分かりやすくなっています。

詳細については

簡単に紹介してきましたが、内容としては日本国内だと一般的なシステムインテグレータ企業がパートナーになることで最もメリットを感じてもらえるようになっていると思います。

今の時点でZabbix SIAが日本国内に直接サポートを販売することはしていないのですが、特に日本国内ではZabbix SIAのサポートを再販する会社はまだ存在していません。

Zabbix SIAで働いて半年以上経ちますが、日本国内からのバグ報告や機能追加要望などはまだまだ少ないと感じています。よりユーザーからの意見をソフトウェアに反映するべく、密に連携を取っていただける企業さんを募集しています。

ということで、興味を持っていただけたらZabbix SIAのお問い合わせフォームからご連絡頂ければと思います!