少し前よりすでにサイドメニューには表示していましたが、2010/4/8に私が執筆を行った『Zabbix統合監視「実践」入門 〜障害通知・傾向分析・可視化による省力運用〜』が技術評論社より出版されました。
簡単に目次を紹介しておきます。全416ページ、
- はじめに
- 1章: 統合監視ソフトウェアZabbixとは
- 2章: Zabbixのインストール
- 3章: クイックスタートガイド
- 4章: 監視対象と監視項目の設定
- 5章: 障害検知と障害通知の設定
- 6章: グラフィカル表示の設定
- 7章: テンプレートの利用とエクスポート/インポート
- 8章: 一般設定とユーザ設定
- 9章: Zabbixによるシステム監視サーバ構築実践
- 10章: 障害発生時のスクリプト実行機能の活用
- 11章: アプリケーションの詳細監視
- 12章: Zabbixサーバの運用とメンテナンス
- 13章: 大規模システムの監視
- 14章: Appendix
書籍の編集者と最初に打ち合わせをしたのが2009年の1月8日、書籍の最終原稿を提出したのが2010年の1月前半なので、ちょうど執筆に1年かかったことになります。
その間、本来2009年5月にリリースされる予定だったZabbix 1.8が10月に延期になり、10月にもリリースされずに最終的に12月にリリースされたりとZabbixのバージョンにも翻弄された1年でした。
書籍自体は最初から1.8をベースに書くことが決まっていたので、1.8のベータバージョンを使いながら書くわけですが、途中で大幅な仕様変更や機能の追加があったり、12月から1月までの間は1.8の最終リリース版とつきあわせて内容の更新やスクリーンショットを取り直しを行ったりといろいろ大変でした。
当初400ページに収めるという話だったのですが、最後のAppendixはZabbixを使う上では必ず必要だろうと思い、どうしても付けたいと私がムリを言ってつけてもらった結果、書籍の価格が少し高くなってしまったことはご勘弁ください。
書籍を書き終えてから発売までに1.8.1、1.8.2とマイナーバージョンがリリースされ、各バージョンでは機能追加も行われているので、発売当初は最新版の機能に対してすでに不足がある状態になってしまっています。
今後は改訂版を出したり、ZABBIX-JPサイト上やTwitter上で書籍の追記修正情報を出したりという形で対応をしていきたいと思っています。
書籍の誤記や誤字脱字、分かりにくい点や要望などはこのブログのコメントやZABBIX-JPサイトで書き込んで頂ければと思います。
2 件のコメント:
http://www.zabbix.jp/ にこの本の紹介がありますが、
どのversionについて書いた本なのか
書いてあるとよいのではないでしょうか。
amazonのページにも、どのversionなのかの記載がないので残念です。
コメントどうもありがとうございます。
確かにそうですね。コミュニティサイトには記載しておくようにします。
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