ラトビアの通貨はLats(ラッツ)、略してLsやLVLと書かれることが多いです。補助通貨はSantims(センティームス)です。国としてはユーロに加盟済みですが、通貨はまだ統一されていません。
これがラトビアのお金。手持ちのものを撮ってみました。硬貨は日本のものよりも分かりやすく、銀色、金色、同色の順に額が小さくなり、大きさが小さいほど額が小さくなります。
レートは将来のユーロとの通貨統一のために0.7ラッツ=1ユーロに固定されているため、この記事を書いている時点では1Ls=160円くらいです。
首都リガの街中には両替所があちこちにあります。地球の歩き方というガイド(バルトの国々 '09-'10)には街中にはあまり円を利用できる両替所がないと書いてありましたが、そんなことは全くなく、ほとんどの両替所で日本円も利用することができます。(最新の'11-'12版だとそんなことはないのかもしれません。)
ただ、両替専門のところではレートが悪いことが多く、銀行で両替をする方がレートはかなり良いです。街中やリガ駅には銀行もたくさんあり、店頭に両替のレートを書いてある店を探して両替をしてもらう方がお得です。
銀行の店頭の張り紙では円のレートが書かれていないところも多いですが、ほとんどの場合は円も取り扱っているようなので、ダメもとで聞いてみると良いと思います。
少なくとも、リガ駅の中にある銀行(Latvijas Banka)では店頭に円のレートは書いてありませんでしたが、円をラッツに両替してもらうことができました。
現金以外ではクレジットカードも利用できます。レストランやショッピングはもちろん、コンビニなどほとんどのところでクレジットカードが利用できるので、それほど現金を持ち歩かなくても事足ります。
VISA, Master, American Expressの3つはほとんどの店で利用できます。JCBが利用できる店は今のところ見たことがありません。また、ほとんどの店ではIC付きクレジットカード対応になっていて、一部の店ではIC付きではないカードだとうまく通らないことがあったりするので、IC付きのカードがあると便利だと思います。
ラッツはメジャー通貨ではないので、日本で両替をしてから来るというのは難しいと思います。最初にラトビアに来たとき、円は簡単には両替できないと思っていたので途中の空港でユーロに変えてしまい、けっこう手数料をとられ大失敗をしました。
クレジットカードがある人は基本的にクレジットカードを利用し、あとは何かのときのためにすこし多めに現金持ってくれば、こちらで自由に両替できます。
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