ラトビアではほとんどの人が車をつかって移動しているようなのですが、リガ市内では公共交通機関も発達しています。
市内の交通手段はバス、トロリーバス、トラムがあり、それぞれ本数も多くバス停もあちこちにあります。
これがバス。トロリーバスはバスの上に電線から電気を取る2本のケーブルが出たような姿をしています。
こっちがトラム。
これらに乗車するときにはこういう紙でてきたチケットを使います。
このチケットは無線チップが内蔵されていて、乗り口付近にあるこんな機械にかざすだけでOKです。日本に比べても負けないくらい最新のシステムです。
かなりの頻度でチケットのチェックが行われていて、バス停手前で止まったと思ったらバス会社の人が一人一人チケットをチェックして回ることがあります。そしてけっこうな頻度でタダ乗りしている人が追い出されている姿を見かけます。
バスチケットは町中でよく見かけるコンビニのようなところか、クレジットカードが使える自販機のようなものでも購入できます。
チケットは1回、2回、10回など回数を指定してチャージしておき、なくなったら使い捨てのシステムになっています。ちなみに、どこまで乗っても1回は0.5Ls(80円くらい)で、複数回分をチャージしておくと割引があります。
リガのバス、トロリーバス、トラムの運行ルートはインフォメーションセンターなどでもらえる旅行者向けマップにも記載されていますし、SIA Rīgas satiksmeのサイトでは時刻表を調べたりルート検索を行うことができます。
居住者からすると、このサイトでは乗り換え検索、バス停検索の使い勝手がよくてかなり便利です。それから、Trans RigaというTwitterのアカウントがあったり同名の無料のiPhone用時刻表アプリがあったのですが、現在アプリはiTunes Storeでは見つからず、Twitterはあまり更新されていないようです。iPhoneアプリはかなり便利なので、ぜひとも再度リリースしてほしいところです。
その他には乗り合いバスもかなりの路線と頻度で走っています。地元の人は乗り合いバスを活用しているようですが、旅行者には敷居が高いと思います。
この乗り合いタクシーは通常のバス停にはもちろん止まるのですが、加えてバス停がないところでも運転手に言えば止めてくれます。家の近くに来たら「その辺で止めて」と言えば下ろしてくれるので、地元の人にはこちらの方が便利なのでしょう。
もうひとつ、ラトビアには鉄道もありますが、こちらは長距離交通手段です。リガからユールマラやツェーシスなどラトビアの都市や、モスクワ、カリーニングラードなど他国にまたがる列車もあります。
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