2011年4月13日水曜日

退職のお知らせ

4月15日をもって、ミラクル・リナックスを退職することになりました。

入社したのは2006年の1月ですから、5年と少し在籍したことになります。その間、色々なことを学ばせてもらいました。特に後半はZabbixビジネスの立ち上げから関わり、ビジネスの企画からサポート、コンサルティングサービスの開始、オプション製品の企画、トレーニングプログラムの作成と実施など色々な経験をすることができました。

最初は1人かつ兼任で始めたのですが、今では数人の専任がいるチームとなり、ビジネスとしても成長してきたなと感じています。ZABBIX-JPはミラクルに入社する前から運営していたのですが、もともと個人で始めたコミュニティを評価してもらえ、ビジネスとして立ち上げを許可してもらえたことをとても感謝しています。

ZABBIX-JPコミュニティを始めた2005年頃、スタッフは私1人で、他に日本語の情報は全くなく、コミュニティフォーラムへの書き込みも1-2週間で1件程度だった状態から、今ではアクティブなスタッフ8名、ZABBIX-JP以外のサイトなどでも情報が多々あり、フォーラムへの書き込みは多いときで日に10件ある程まで成長しました。

一方で、Zabbixを日本で広めるための活動はそろそろ十分にやってきたかなとも感じています。Zabbix自体がある程度の認知度を得られるようになってきたので、おそらく、これからは一歩踏み込んだ具体的な活用方法や大規模システムでの利用、よりシンプルかつ楽に導入/運用できるような仕組み作りなどに取り組んでいく必要があるのではないかと感じています。

もちろんZabbixの紹介セミナーなども今後も行っていきますが、Zabbixのヘビーユーザに響くような何かができれば面白いだろうし、より利用してもらえる機会も広がるだろうと漠然と考えています。

Zabbixは監視のソフトウェアなので、監視される側のOSやソフトウェア、システム全体の構成などを知らないと"活用"のところまでワンストップのソリューションとして考えることができません。ミラクルのZabbixサポートやコンサルティングの仕事を行いながら、Zabbixの機能や操作方法だけを知っていても、それは監視システム全体の一部のファンクションでしかないということを強く感じていました。今回退職を決意したのもZabbixだけでなく、様々な環境やシステムに関わってみたいという思いからです。

この5年間、Zabbixで関わった方々を始め社内外の方々には大変お世話になりました。私個人としてはこれまで通りZABBIX-JPの代表としてZabbixに関わる活動を継続していくつもりですので、今後ともよろしくお願いします。

2011年4月8日金曜日

ラトビアの自宅へ

昨日の夜遅くにラトビアに到着して、ホテルで一晩過ごしました。今日はあらかじめ借りておいてもらったフラットに行き、部屋の確認と住むための準備を始めました。

昨日と同じZabbix SIAの人がホテルからフラットまで車で送ってくれて、大家との契約を手伝ってもらいました。

これがこれからラトビアでの生活を送ることになるフラットです。リガ市の外れ、会社までは徒歩で30分くらいの場所にあります。

建物はそれほど新しいようにも思えないのですが、部屋自体はリフォームされたのか家具や床、壁はすべて新品です。本来は家具付きの部屋なのですが、新しすぎて生活に必要なものはほとんど揃っていません。あるのは洗濯機、冷蔵後、ベッド、ダイニングテーブルと椅子くらいです。

10階建ての9階の部屋なので見晴らしは良いです。ベランダから見える景色は一面森林です。

そのあと生活用品を買うために近くのスーパーマーケットまで送ってもらい、カーテンやら布団、ベッドシーツなどなど、最低限必要なものを買いそろえました。

今日はホテルに泊まりますが、明日からはこの部屋で過ごさなくてはいけないので買い物も大量になり、大荷物を持ってスーパーマーケットを行ったり来りと大変な一日でした。

2011年4月7日木曜日

ラトビアへの旅立ち

ついに今日はラトビアに出発する日です。

成田11:40分発のスカンジナビア航空に乗り、デンマークのコペンハーゲン空港でエアバルチックに乗り継いでラトビアのリガ空港に到着します。コペンハーゲン空港で4時間の乗り継ぎ待ちを入れると17時間かかります。

ラトビアはサマータイム中なので日本との時差は6時間あり、到着はその日の23:20分です。直行便があれば10時間くらい(日本-オーストラリアと同じくらい)で行けそうなのですが、残念ながら日本とリガには直行便がありません。

とはいっても、時間が長いだけで普通の飛行機です。映画を見つつ食事して寝て、のんびり過ごしました。スカンジナビア航空は初めて乗ったのですが、食事や対応は悪くないです。1点だけ言うとすれば、映画が自分で巻き戻したり停止したりできず、繰り返し流れているだけなので、タイミングを見計らって見始める必要があることくらいです。

余談ですが、これまで一番良かったと思う航空会社はトルコ航空です。本数は少ないようですが、日本からイスタンブール経由でラトビアに行くトルコ航空便もあるようなので、タイミングがあえばそちらの方が快適かもしれません。

コペンハーゲン空港はヨーロッパのハブ空港らしく、かなり広い空港でした。入国審査もスムーズに通過でき、3時間ほど空き時間ができてしまったので、少し空港内の免税店を見つつカフェで時間を潰します。

乗り換えるのはエアバルチックという、これまた初めて乗る航空会社です。

エアバルチックの機内は全員白人、おそらくアジア人は私たちだけでした。飛行時間が1時間25分ということもあってか、それとも格安航空会社なのか機内サービスはなし、食事/飲み物もすべて有料だったのでおとなしく到着まで待つことにしました。

エアバルチック機内はとても賑やかなことに驚きました。例えるなら関西の電車の中並に騒々しさ、とでも言えばいいでしょうか。話し声が大きく、みんなおしゃべりをして、有料のお酒を買って飲んでいる人も多くいました。通路を挟んだとなりの席では、ずっと通路に立ったままお酒を片手に知り合いと話している人もいるような状況です。

ラトビアの人は気さくな人が多いのだろうか。。。などと思っている間にリガ空港に到着です。

ラトビアについたらパスポートのチェックも関税のチェックもなしでほぼスルー。まぁすでにユーロに加盟していて(通貨はまだ未統一)、私たちの乗った便の人たちはデンマークで入国審査は受けているため問題はないのでしょうけど、関税は必要だろうと思いつつ預けた荷物を受け取って外へ出ました。

出口でZabbix SIAの人が迎えに来てくれていたので、挨拶をして車で宿泊するホテルまで送ってもらいました。初めて会う人たちだったので、到着する前は私たちに気付いてくれるかどうか心配だったのですが、乗っていた便にアジア人は2人だけだったので杞憂だったようです。出口を出た瞬間声をかけてもらえました。

とりあえず、無事ラトビアに着きました。これから1年ほどはここで生活することになります。ホテルは今日と明日の2泊だけ。明日からはあらかじめ手配しておいてもらったフラットで生活する準備を始める予定です。

2011年4月4日月曜日

HSBC香港の銀行口座を開設

前回に引き続き香港に旅行できたついでにもう1つ、HSBC香港の銀行口座を開設してきました。

HSBC香港は日本人でも口座開設でき、投資をする人たちには人気の銀行です。中国元を含む11通貨の外貨預金ができること、1つのキャッシュカードで世界中のATMで現地通貨の引き出しができることなどの理由から、今後持っていると便利に使えるだろうと思い口座とあわせて投資口座も開設してきました。ちなみに日本のHSBCは1000万以上の預金が必要なHSBC Premierアカウントしか開設できません。

投資目的の口座として人気があるので、インターネット上にも日本人による口座開設情報がいろいろとあります。香港に行く前に一通り調べていったのですが、情報が古かったりサイトによって異なる情報が掲載されていることもあったので、実際に口座を開設した際に必要なものと、どのような手続きが必要だったかを書いておきます。

まず開設に必要だったものは以下の2つでした。

  • パスポート
  • 住所が証明できる書類(英文)

私の場合、住所の証明は国際運転免許を使いました。他にも日本の銀行の英文残高証明書や、公共料金の請求書でもOKという情報もありましたが、それらの書類が通用するかは分かりません。少なくとも英語で住所が書かれた正式な書類を持っていくのが安心だと思うので、銀行の英文残高証明書なら間違いがないと思います。

それから、私はあらかじめHSBC香港のサイトから口座開設と投資口座開設の申込書をダウンロードして記入したものを持ってきました。申込書はHSBC香港のサイトからPersonal->Download Forms and Documentsのページにある以下の2つをダウンロードして印刷、記入しておけば良いです。

  • Integrated Account Opening Form
  • Integrated Account Opening / Conversion Form - Investment Services (投資口座が必要な場合)

口座の開設には英語によるコミュニケーションは必須です。特に、あわせて投資講座を開設したい場合は口座開設の目的を聞かれたり、投資経験のチェックを行うシートへの記入、元本割れの可能性があることのAgreementのチェックと記入など口頭や文章のやりとりが発生します。

私の場合は担当者が良かったのかもしれませんが、多少分かりづらいところは紙に書きながら説明をしてもらえたので比較的スムーズにコミュニケーションを取ることができました。後から来た投資講座の開設担当者は日本語を話していたので、担当者によっては日本語でもOKなのかもしれません。とはいっても担当者は選べませんので英語でのコミュニケーションは覚悟しておく必要があります。

香港には他にも主要な駅の近くに窓口があるHSBCの支店を見かけますが、外国人向けの対応に慣れているであろう本店での開設を選択しました。本店はMTR中環駅(Central)にあります。駅を降りると駅内の出口の案内にHSBCの文字がありますし、旅行ガイドに載っている地図にも記載があるのでそれほど迷うことはないと思います。

HSBC本店についたら、グランドフロアの真ん中にある長いエスカレータを上ったすぐ左側に口座開設の窓口があります。入り口で"I would like to open a SmartVantage account."というと旅行者かどうかを尋ねられ、パスポートと住所確認書類を見せると番号札を取って待つように言われました。

順番が来ると担当者が来て半個室のブースに通され簡単な自己紹介をされたあと、要件を質問されるので先ほどと同じように口座開設したいことと、Investment口座を開設したいことを伝えると、Investment口座開設の目的を聞かれたので"I want to buy Hong-Kong stocks and unit trusts"と答えると納得してもらえました。

ここで銀行口座の説明を簡単に受けました。私はもともとSmart Vantageで十分だと思っていたのですが、キャッシュカードが後日発送、かつ同封されている用紙にサインをして送り返すとPIN(パスワード)が書かれた用紙が送られてくるとのことで、それではキャッシュカードが使えるまでに1ヶ月程度かかることになってしまいます。

その上キャッシュカードのPINはインターネットバンキングのログインにも使用するようになっていて、しかも変更は香港国内のATMでしか行えないため、結局キャッシュカードが即時発効されるAdvance口座を開設しました。

口座を使えるようになるまでの手間や期間を考えると、海外居住者の場合は最初からAdvance口座を開設しておくことを考えておいた方が良いと思います。ちなみに、SmartVantageは1万香港ドル(約11万円)以上の預金(外貨、や投資口座も含めた総額)がないと月々60香港ドル、Advanceは20万香港ドル(約220万円)以上ないと月々120香港ドルが口座維持手数料として取られます。Advanceの場合は開設後1年は口座維持手数料無料といったキャンペーンを実施していることもあるようなので、事前にチェックしておくと良いと思います。

ちなみにAdvance口座からSmartVantage口座への変更もできるようです。この場合はインターネットでは手続きはできず、電話での対応が必須になるそうです。

あとは持ってきた口座開設の用紙を見せると、基本的にはそこから必要な情報をパソコンに向かって入力していました。時間の節約と余計な質問を受けないためにも(加えて、どのような質問を受ける可能性があるかを想定しておくためにも)あらかじめ申し込み用紙を記入して持っていくと良いと思います。

途中でいろいろと説明や質問、確認を受けました。主なポイントを書いておきます。

  • 銀行口座のサービスについての説明(Multi Currencyの説明、Saving/Current口座の違いと口座番号の違い、Advance口座の維持手数料と免除条件など)
  • 口座に登録する個人情報の確認とサイン
  • キャッシュカードの受け取りとPINの変更方法
  • インターネットバンキングのアクティベーションについて簡単な説明
  • 投資口座のリスクの説明と投資経験のチェックシート記入
  • 投資口座に登録する個人情報の確認とサイン
  • パスワード生成機の受け取り

ここまでおよそ2時間程度でしょうか。これで口座開設はほぼ完了です。あとは初回にどの通貨でいくら入金するのかを聞かれます。私の場合は担当者が預金窓口まで案内してくれ、窓口とのやりとりも行ってくれました。最後に"他に何か手伝うことはあるか?"と聞かれたので、ついでにキャッシュカードのPIN変更も教えてもらいました。先にも書きましたが、PINの変更は香港国内のHSBCのATMでしか行えません。キャッシュカードを受け取ったら、必ず香港にいるうちにPINの変更を行っておく必要があります。

これで手続きは完了です。Avance口座に入ると年会費無料でVISAカードもついて来るのですが、これは後日発送する用紙にサインをして送り返すとカードが送られてくるようになっているそうです。

最後に、日本に帰ったらインターネットバンキングのアクティベーションを行い、パスワード生成機のアクティベーションも忘れずに早めに行っておきましょう。香港のホテルでは無線LANが無料で利用できるところも多いので、香港にある程度長く滞在する場合はホテルでアクティベーションを行ってしまっても良いと思います。

HSBC香港の口座は年に1回以上トランザクションがないと自動的に凍結されてしまうそうなので、口座を開設した後も定期的に利用しなければいけないことにも注意が必要です。

2011年4月2日土曜日

香港でSIMフリー版iPhone4を探す

少し時間ができたので香港旅行に来ています。もともとの目的は観光旅行なのですが、ついでなのでSIMフリー版iPhone4を購入できないかと観光で行った先々で店に立ち寄ってみました。

結論としては購入しなかったのですが、同じことを考えている人も多いとだろうと思うので聞いて回った結果を書いておきます。

香港ではiPhone4を買う方法がいくつかあります。私が今回聞いてまわったのは大きく分けて4種類の店舗です。

  • 家電量販店のFortress

まず行ったのは街でよく見かける家電量販店のFortressです。主要な駅の近くの大通りで必ずといっていいほど看板を見かけます。オレンジの看板が目に付くので香港に行ったことがある人は見かけたことがあると思います。

数ヶ所の店舗で聞いてみましたが、どこも売り切れでした。FortressではiPhone4を定価販売しているので、おそらく最も速く売り切れるのでしょう。

  • Apple専門販売店

香港には直営店のApple Storeがないらしく、その代わりにApple製品を専門にあつかう認定販売店がいくつかあります。店自体は小さいことが多く、駅から少し離れていたり奥まったところにあることが多いためFortressよりは見つけにくいですが、店の雰囲気がApple Storeに似ているので、前を通るとすぐに分かります。

こういった直営販売店でもほぼ売り切れ状態だったのですが、予約ができるらしく今予約をすると4週間待ちとのことでした。

  • 街角の個人経営の電気店

どう説明すれば良いか分かりにくいですが、秋葉原の街角にある小さな電気屋さんのような店です。SONYやCANONなどの日本製品のロゴと一緒にAppleのリンゴマークのネオンが看板に掲げられていたりします。

こういった店の一部(半分から1/3くらいの割合)ではiPhone4の在庫がありました。だたし定価より高く販売されていて、私が聞いた範囲では32GB版で6400から6800香港ドルくらいの値段で売られています。定価が5880香港ドルなので、5000円から10000円程度高いことになります。おそらくこういった店で販売されているのは国内の転売業者などによって持ち込まれたものなのでしょう。

  • 各キャリアの直営店

香港ではほとんどのキャリアでiPhone4が販売されているようで、こういったキャリアの直営店でも在庫があるようでした。ただし、購入するためには回線契約が必須とのことだったので、日本からの旅行者の場合はこの選択は難しいでしょう。

ソフトバンクと同様、回線契約の際に2年契約をすると月々の支払いからいくらかを差し引いて実質購入価格が0円(16GB版の場合)になりますよ、という売り方をしていました。

聞き回った結果としては、定価売りをしているところでは売り切れ、定価よりも高く販売しているところでは店により在庫があるといった状況でした。ちょうど旅行中にiOS4.3.1のJailbreakツールがリリースされたことや、iPhone5が今年後半に出ることも考えると、わざわざ高い値段で買わされるのも気が進まず今回は結局購入しませんでした。

香港を歩き回っているとiPhone4率がとても高く、国内でもとても人気があることが分かりました。おそらくは国内の人気と国内外の転売業者による購入によって慢性的な品薄状態になっているのだと思います。執筆時点で日本国内では葉原では9万円程度、Yahoo!オークションでは8万前半から10万円程度で取引されていることを考えると、香港国内で転売されたものを購入する方がまだ安く買えると行った状況です。

ちなみに香港は簡単な英語であればほとんどの店で通じるので、店を見つけたら"Do you have a iphone4?"と聞けば、在庫がなければ"Sorry, sold out"と残念そうな顔をされますし、あるようなら値段を教えてくれます。値段は16GB版で回答されることが多く、32GB版を探している場合は確認した方が良いです。

場所的なところでは、MTR旺角(MongKok)駅付近が若者向けの店が多く大小関わらず電気店も多いので一番探しやすいと思います。その他はMTR尖沙咀、中環、銅鑼湾あたりの繁華街でも小さな店舗は見かけますが、それほど数は多くないという印象でした。

在庫数によって状況も変わるので、いつでもこのような状況とは限らないと思いますが、これから香港に行くついでにSIMフリーiPhone4を、と考えている人の参考になればと思います。

今回の旅行では安宿を自分で予約して周りました。初日は香港の油麻地駅付近のホテル、2日目にマカオに移動して1泊、3-5日目は香港の尖沙咀駅付近のホステルに泊まりました。マカオは置いておいて、観光目的でブランド物にあまり興味がなく、安くて美味しいものを食べたり土地ならではの雰囲気に触れたい人は、個人的に香港では油麻地駅付近に泊まるのがオススメです。

油麻地駅周辺は地元の人が普通に生活しているエリアのようで、安くて美味しい料理店があり、比較的安全そうな雰囲気でした。逆にり観光地っぽいものは少ないですが、香港は狭いので1駅歩くか2-3駅MTRに乗れば繁華街まですぐに行けます。

3-5日目に泊まった尖沙咀駅付近は日本で言うと六本木のような雰囲気でした。外国人が多くあまり治安の良い印象を受けず、店の価格も旅行者向けやちょっと高級な店が多かったように感じました。