リガ市内には古いユーゲントシュティール建築がたくさん残っています。ユーゲントシュティールというとなじみがないですが、これはアールヌーヴォー建築のドイツ語です。
ユーゲントシュティール建築が残る通りとして一番有名なのが、リガの旧市街地から少し離れたところにあるアルベルタ通りです。
ユーゲントシュティール建築というのは、簡単に言うと建物の装飾として人の顔や体の彫刻をあしらっているものです。こんな感じで入り口の上に顔があったり、人が柱を支えているような装飾になっていたりします。
これは少し分かりづらいですが、建物の上の方に人の顔の彫刻がたくさんあります。真ん中あたりにある、縦に細長くなった人の顔などは少し異様な雰囲気です。
人だけではなく、ライオンやドラゴンなどの彫刻もあります。
アルベルタ通りには外国の大使館も多くあります。こういうオシャレなところに大使館があるのは優雅な感じがしていいですね。残念ながら日本大使館はここではなく、もう少し市内から離れたところにある近代的なビルの中に入っています。
リガ旧市街地からアルベルタ通りにいく間には、アレクサンドラ・ネフスキー教会という大きなロシア正教会があります。こちらも見応えのあるきれいな教会です。同じ名前の教会がエストニアのタリンにもあるのですが、そちらとは違った外観です。
ちょうど通りかかった時に何やらイベントがあったのか人がたくさん集まっていました。
リガ旧市街地でも、ところどころでユーゲントシュティール建築を見ることもできるので、リガ市内観光のときは探してみると面白いと思います。
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